最近バスケ対決と銘打って

YouTuberチーム 対 プロバスケチーム(川崎ブレイブサンダース)

が行われた。

 

 

 

YouTuberチームからは

元々色んな場所でバスケを頑張っていた方が集まり

はじめしゃちょーさん 1030万人

カンタさん(水溜りボンド)403万人

サワさん(サワヤンチャンネル)111万人

ヤンさん(サワヤンチャンネル)

ともやんさん(Lazy Lie Crazy)145万人

ゆうたさん(コムドット) 360万人

うらたさん(コムドット)

と錚々たるメンツ。

(チャンネル登録者数は9/4現在、メインチャンネルのみの記載です。)

 

 

 

 

バスケのレベルは

私が大好きなメンバーのサワさん、ヤンさんは

両者共にバスケの名門國學院高校卒業

2人とも慶應義塾大学に進学

サワさんはウィンターカップでもベスト8

東京国体での優勝メンバー

大学2年生の時には新人戦で得点王など

輝かしい成績を誇っている。

現在3on3のプロバスケ選手でもある。

 

 

 

 

レイクレのともやんさんも

プロ選手に負けず劣らずのスピードを持ち

ウィンターカップベスト8

元3on3のプロのバスケ選手。

 

 

 

 

バスケの実力はYouTuberチームの中でも

この2人が目立つシーンが多く

バスケを全く知らない私でも

その凄さがわかった。

 

 

 

 

プロチームはもちろん

明らかにレベルが違うし

ダンクシュート、高速パス回しなんかで観客を魅了し

私も魅了され

大好きなサワヤンがバスケしてるところが見れる!

と思って見始めたのに

気がつけば生でプロのバスケの試合を見てみたい!

とすごく興味が湧いた。

 

 

 

 

当日5000人入る体育館のチケットは完売。

歓声の大きさも競技レベル関係なく

やはり最近YouTubeにて頭角を表し続けている

コムドットさんが入場の時と

応援で来たYouTuberの皆さんの入場時の声援がすごかった。

 

 

 

 

それが試合が始まると

サワさんの3ポイントシュート

ともやんさんの速く魅せるプレー

プロの皆さんのプレーのレベルの高さに

大歓声が上がる。

 

 

 

 

でももしこれがプロ同士の対戦だったとして

5000人満席になるのか

と問われると難しいのではないか

と思う。

これだけのレベルだと知らず

食わず嫌いをして観に行ってないか

もしくは興味が無いか

機会がなかったか

考えが浮かばなかったか。

 

 

 

 

 

兎にも角にも

この日のプロチームの皆さんは

本当に楽しそうだった。

 

 

 

 

 

私自身の経験を話すと

昨年会場でお声をかけていただいたことから

そのまま車椅子テニスを見にいく機会があり

小田凱人選手の試合を見た。

 

 

 

 

國枝選手の練習をTTCで拝見したことはあって

その練習でさえ感動し鳥肌が止まらなかった。

その中でゆっくり試合を見るのは初めてで

フェンスにぶつかりそうになったり

転びそうになったり

車椅子の動かし方も思っていたより繊細で

そこから車椅子テニスのファンになった。

テニスでありながらも格闘技に近いものを感じた。

 

 

 

 

でも周りで見ている人は

試合に来ている選手と帯同のコーチのみ。

下部ツアーだから仕方ないものの

これを知らないなんて本当に勿体無いと思ったのを覚えている。

 

 

 

 

入りがなんであれ

現地に来ていただくきっかけが

試合結果、SNS、などを通してというものが

特に近年は多い印象を受ける。

 

 

 

 

が、しかし。

 

 

 

 

 

 

どれだけ人柄が好きでも

どれだけルックスが好きでも

それだけが理由なら別に

ファンミ(ファンミーティング)してれば

いいんじゃないか

と思う。

オフ会、イベント。

そこで会えるわけで。

しかもテニスを一緒にできるなら

余計目に見えて自分のためになるような気もするし

わざわざ足を運びたくなる。

 

 

 

 

でも選手の試合にわざわざ定期的に足を運ぶというのは

それだけその選手の【テニスのプレー】に魅力を感じ

あの選手のプレーが見たい

もしくは

プロのプレーが見たい

と思わせるものがあるということ。

 

 

 

 

スポーツからは外れるが

自分の好きなアーティストのライブに行くのも

ジャンルによるとは思うが

基本的には生演奏、生の歌声を聴きたい

だからそこにお金を払うんじゃないだろうか。

(アイドル界隈は別だけど。。貢がないとだし。。←)

 

 

 

 

日本のテニスのレベルが上がれば

人伝などでも色んな方が現地に来るきっかけも増えると思うし

メディアにも取り上げられやすくなる。

9月には女子だと東レパンパシフィックオープンが有明であるし

10月には男子、楽天オープン。

そこには日本のトップだけでなく

世界のトップ選手達が来る。

テニスが好きな人でもルールを知らない人でも楽しめると思う。

 

 

 

 

 

スポーツを観戦することでしか感じられない感情もある。

テニスは個人スポーツで

その中でも特に孤独なスポーツ。

最近ではツアーに参戦していれば

決められた場所から場所までであれば

コーチが一方的にコーチングできるようになったが

GSや私が出ているサーキットなんかは

コーチングすれば注意を受けるし

公式に警告を試合中にもらうこともザラだ。

 

 

 

 

 

そんな中でも勝ちに貪欲に戦い続けるエネルギーを

現地に来て感じてもらい

それが皆さんのエネルギーに変わったら

選手としてこれ以上の喜びはないです。

 

 

 

 

私は早くても復帰は12月ですのでまだまだですが

私が尊敬している日本人選手達が東レに出るので

是非見に行ってください。

 

 

 

 

p.s.

ギプスつけてるから肩凝った。

 

 

 

 

今日はちょっと踏み込んだ話題かもしれん。

最近そういう話題が多いかもしれん。笑

 

 

 

 

私はプロになって14年?15年くらい経ってて

実はこの間もものすごく環境が変わっていて

一昔前よりもこう近代的になってきたというか。

 

 

 

 

使われる媒体も

テレビ、ラジオ、雑誌などが多かったのに

YouTube、SNS媒体など

インターネットで活動する人が増えた。

 

 

 

 

今特にツイッターなどでは

スポンサーについてだったり

もっとプロのプレーの動画がみたいだったり

色んなツイートを目にするが

選手は年々難しいポジションに立たされていると思う。

 

 

 

 

SNSで活動が多い=選手活動を怠っているのではないか

と未だに思われやすいと思っていて

全日本で優勝するまでは私にも

個人的にも結構そういった類のコメントなどはいただいていた。

 

 

 

 

かと思えばファンは自分の推しがSNSでの活動があると嬉しいし

そういった板挟みになりやすくなっているように感じる。

 

 

 

 

一昔前よりも現役のテニス選手がイベントをやることも増えたように思うが

それだけスポンサーさんからの支援が受けられない人達が自分で考え

それでも選手活動に専念したいという思いから派生しているもののように感じる。

前はたぶん試合だけに出て稼ぐかコーチ業をしながら稼いでいる人が主だった。

 

 

 

 

私の個人的な意見だが

私達がプロテニスプレイヤーになる上で

この上ない時間とお金を自分の人生に投資している。

 

 

 

 

早ければ3歳から遊ぶ時間、勉強する時間

主に両親が人生をかけて

自分の息子や娘という株に覚悟を持って

安くない金銭を投資する。

 

 

 

 

それだけの投資をしてもプロになれるのは

テニス人口のごくわずかである。

 

 

 

 

ここまで投資して時には魂も削って得られた

いわば情報商材のようなものを

SNSでバンバン無料で流している選手を見ると

サービス精神が旺盛だなあと私は思う。

 

 

 

 

今はJTAの決まりで100位を切ればプロになれる。

男女で200人+ダブルスプレイヤーの方々のみである。

曖昧だったルールがここまで明確になった。

 

 

 

 

じゃあプロと名前がついた中で

どれだけの人が遠征に行きつつ勝ってランキングを満足に上げて稼ぎ

何不自由なく暮らせているのか。

 

 

 

 

果たしてそれは選手がスポンサーメリットを考えきれていないことが

そんなに大きな問題なんだろうか。

 

 

 

 

選手達は自分がこれなら私にも出来る

と考えて一生懸命動いているんじゃないかなぁと思う。

昔のプロはそれこそ

テニスだけやって遠征回る

っていうプロがほとんどだったと思うし。

 

 

 

 

スポンサーメリットを考えスポンサー獲得するのも大切だが

根底には技術が伴って結果を出している

もしくは結果を出していくことに対しての覚悟がある

という気持ちを持っていてほしいなと私は個人的には思う。

 

テニスはね

コーチが見てくれるだろうし

『フォアはここを意識しよう!』

とか言っても

感じ方は人はそれぞれだから例えば

強いボールを打ちたい!と思ってても

【ボールの真後ろから打ちましょう!】

と言った方が伝わるのか

【フラットでドカンと打ちましょう!】

と言った方が伝わるのか人それぞれなので

YouTubeやってた時も

テニス関係の動画を上げなかったのは

そういう理由が大きくありまして。

 

 

 

 

そんな中で今後

向上心があるジュニアであればある程響くんじゃないか

と思う

もし私がジュニアを教えるならこの3つやってみようか?

をブログに書いていこうと思います。

 

 

 

 

①英語に触れる時間を作る。

 

これは日記やテニスノートとかでいいと思います。

最初は超短文でいいと思う。

Nice weather.とか笑

もうそんなんでもいいからとにかく書く

というところに尽きるかなと。

海外の試合に出るとなると

まずエントリーから全部英語

システムなどの説明も全部英語

例えばルール変更になった時も全部英語

なので話せれば話せるほど

間違いも少なく済むし情報が正確に分かります。

コロナになってからとにかくルールが変更され

随時英語のメールが届き

今では翻訳があるのでもちろん困らないですが

ある程度は話せないとと私は思うので

ここは私は外せない部分かなあと思います。

人づてに情報を聞く手もありますが

もしその情報が間違っていたときに

その選手を責めるわけにもいかない。

自分で自分の責任を取る為にも

そういう情報は大元の運営に確認する癖をつけるのも

おすすめです。

 

 

 

 

②ウォームアップ、ストレッチ、クールダウン

を習慣付け、体の変化に対して敏感になる。

 

プロがやっているからやる

が入りでももちろんいいのですが

これをやる理由として当たり前にある

怪我の防止

の他に自分の体の変化に気づけるのも

このルーティンだったりすると思います。

サッカーの本田圭佑選手はウォームアップの時

トレッドミル(ランニングマシン)で

毎日決まった速度でウォームアップするそうで

その理由として

その日の体調や疲労度がわかる

とおっしゃっていました。

毎日同じ速度でアップをしてれば体感で

今日はキツく感じる、今日は軽く感じる

ふくらはぎに違和感を感じるなど

変化により気付きやすいです。

毎日トレッドミルが無理でも

同じルーティンをするだけで

自分の体には敏感になっていくので

ストレッチをぼーっとするより

今日はここが張っているなぁ

だったり

体に意識を向けて意味を持ってやる

というのが大切かなと思います。

 

 

 

 

③毎日目標を持って過ごす。

 

テニスをしている日もしていない日も

毎日目標を持って過ごすのもまた

とても大切なことです。

毎日小さなことでも

達成する

という達成感を日々感じることで

その達成したことが自信に繋がっていきます。

既に強い選手であれば

この辺りは無意識にやっている部分だと思いますが

必ずしも元々できる選手が優秀なわけでは無く

また意識することで達成感もより強く感じるので

両方にメリットがあるかな

と思います。

 

 

 

 

少しでも参考になったらいいなと思います。